課題の分離
こんにちは
接骨院に週一で通い、一年通い続けました。
そして毎週週末に喫茶店に行き、本を読みながらノートに書き留め、
先生の言ったことと、本で読んだことを翌週から日常で実践しました。少しづつですが、思っていることを言えるようになっていきました。
自分は今こう思っている、、ということを自分で認識することすら、前の私にはできていなかったと思います。
人の顔色ばかりを気にして、自分が思っていることすら自分で分からない…
今はやっと自分の気持ちに的を当てられるようになりました。
そうすると嫌なことは嫌だと少しづつ伝えられるようになってきたのです。
今まで苦手な人がいると、避けよう、関わらないようにしよう、としかしませんでした。それは嫌なことは嫌だとはっきり断れないために、めんどくさいことになるのが嫌で、最初から関わらないようにしようと避けていたのだと思います。
人にどう思われるかばかり気にして、自分にしかベクトルが向いていなかったものが、相手にどう思われるかではなく、自分がどうしたいのか、ということを考えられるようになってきたと思います。
この頃、アドラーの『嫌われる勇気』を読みました。
その中で、課題の分離という考え方がでてきます。これを読んだとき私にとってはものすごい気づきになりました。
これを言ったら相手はどう思うだろう、、
言いづらいと思うことならなおさら相手がどう思うのか、ということばかり考えがちになります。
課題の分離は
”私の気持ちや言うべきことを相手に伝えたら、
そこから先は相手が考えて判断することであり、私が考えることではない”
というものです。これはどんな状況にも当てはまることだと思いました。
自分はどう思っているのか、自分はどうしたいのか、を考えられるようになってくると、積極的に人に働きかけることができるようになってきたと思います。